キナシベツセミナー
2011年2月15日、釧路市のキナシベツ(旧音別町の直別の辺り)で行われている大学生のワークキャンプでアオサギの話をしてきました。このワークキャンプはF.A.Networkという自然保護をテーマに活動する学生の団体が主催しているもので、毎年この時期にキナシベツで行われています。私はこのワークキャンプの受け入れ先である「キナシベツ湿原を愛する会」の榊原源士さんを通して、2004年からここで話をする機会をいただいます。
セミナーの会場は榊原さんの牧場敷地にあるF.A.Networkの施設内で、9名の学生さんを対象に、16時頃から質疑応答を含め2時間ていど行いました。今回は、アオサギの動画を多く用意したので、いつも以上に興味を持って聞いてもらえたようです。もともと自然保護に興味のある学生さんたちなので、毎年、有意義な意見交換ができていると感じています。
なお、このセミナーに先立って、音別コロニーで営巣数調査が行われました。当調査は今回で12回目となり、とても貴重なデータが蓄積されています。この調査を含め、ワークキャンプの活動内容については彼らのブログ「ワークキャンプの現場から」にも書かれていますので御覧になって下さい。