北海道アオサギ研究会

2011年第2回アオサギ観察会

2011年6月4日(土)、ふれあい交流館でのミニ講演に引き続き、15時から江別コロニーで今シーズン2回目の観察会を行いました。研究会から9名、一般から15名前後の方に参加していただきました。この日は少し前まで小雨模様の天気でしたが、幸運にも観察会の間は雨は止んでいました。この時期の江別コロニーにしては風も比較的穏やかで、少々肌寒かった以外は観察するにはまあまあの条件だったかなと思います。

アオサギはちょうど育雛の真っ最中で、様々なステージのヒナが見られました。残念だったのは、少々気温が低かったせいかアオサギの動きが低調だったことでしょうか。大きなヒナはあちこちの巣に見られましたが、小さなヒナのいる巣では親が座り込んでいることが多く、思ったようにヒナの様子が見られませんでした。また、木々の葉が展葉し、コロニーの様子がやや見にくかったことも残念でした。来年以降はもう2週間ばかり早い時期に設定できないか検討してみます。

今回はこれまでで最も多い参加人数であり、また、肌寒かったにもかかわらず熱心に観察される方が多かった気がします。別の機会に個人的にも来てみたいという方もいらっしゃって、コロニーを身近に感じてもらう良い機会にはなったのではないかと思います。

なお、今回の観察会は「平岡どんぐりの森」との共催で行いました。また、観察会で毎回お配りしているおまけ資料についてはこちらでバックナンバーをご覧いただけます。