北海道アオサギ研究会

浦幌でのアオサギ観察会・講演会

tour6月18日、浦幌町立博物館主催の浦幌スタイル・ゼミナールとして、豊北にあるアオサギコロニーの観察会と同館での講演会を行ってきました。

観察会は9時半から10時頃までの約30分間で、5名に参加いただきました。前日が荒れ模様の天気だったこともあり参加者が少なかったのは残念ですが、当日は天気も落ち着き、静かな環境で存分に観察することができました。コロニーは予想外に観察しやすく、現地での質問も多かったことから、有意義な観察会になったのではないかと思います。

toyokita観察会に引きつづき10時40分頃から1時間あまり、博物館の視聴覚室で『いま、アオサギの世界に起きていること』と題して講演会を行いました。ただ、こちらも参加者が8名と少なかったのが少々残念でした。

なお、浦幌町は町の鳥をアオサギに指定しており、ウラハとホロマというアオサギを模したイメージキャラクターもいるなど、アオサギを町全体でPRしていこうという意思を強く感じる自治体でもあります。アオサギの保全にはアオサギの認知度を高めることがまず求められますが、この点、浦幌町さんには今後ますますのご活躍を期待したいと思います。