北海道アオサギ研究会

5月12日、平岡と江別で今シーズン2回目のアオサギ観察会を行いました。参加者は平岡どんぐりの森から10名（当研究会会員を含む）、一般の方1名、高校関係者4名、それに私を含め合計16名でした。平岡のほうはいつもどおり9時半開始。風弱く穏やかな天気だったので、いつもより少々長居してしまいました。ここは小さなヒナを確認するにはコロニーまで少々距離がありすぎる（約400m）のが残念なのですが、それでも親鳥の立ち位置によっては足元にちらちら見え隠れするヒナの綿毛頭が確認できました。

予定していた観察会はここまでです。ただ、今回は天気が良いこともあり、引き続き希望者のみで江別コロニーに向かうことになりました。先の平岡コロニーと違い江別コロニーは観察場所からコロニーまでの距離が近く（数十m）、しかもこの時期は葉が茂る前で観察には申し分のない条件だったと思います。すでに3週目に入ったヒナもいて、その表情までありありと見て取れました。11時頃から約50分、アオサギたちの様子を存分に観察できたと思います。なお、今回、コロニーが道路を越えた反対側の林まで拡張していることが確認されました。ここで観察会をしていなければまず気付かなかったでしょう。観察会の思いがけないに成果に感謝しています。

（お知らせ）観察会では毎回、アオサギについての簡単な資料を皆さんにお配りしています。バックナンバーはこちらのページから閲覧できます。