キナシベツセミナー
2月10日、釧路市のキナシベツにて、大学の学生さんたちにアオサギの話をしてきました。これは自然保護や環境問題に関心のある大学生の団体であるF.A.Network主催のワークキャンプの一環で、毎年行っているものです。今回は全国各地から13名の学生さんが参加されていました。
セミナーは「アオサギと人との関わり」と題し、アライグマなどの影響でアオサギの生息状況が近年大きく変わってきていること、その結果、人との間に新たな問題が生じてきていることなどを中心にお話しました。今回は人数のせいだけではないと思いますが、これまででもっとも多くの質問を受けたように思います。ともかく若い人たちは頭が固くないので、こちらも話し甲斐があるし、私のほうがかえって勉強させてもらっている感じです。ありがとうございます。
なお、学生さんたちはセミナーに先立って音別の町外れにあるアオサギコロニーで営巣数の調査をしてきたようです。この日の彼らの活動内容は、F.A.Networkのブログ「ワークキャンプの現場から」にも書かれています。ぜひご覧ください。