熱郛コロニー
黒松内町白井川、国道5号沿いのケヤマハンノキの孤立林にある。林の周囲は牧草地で開けている。林はほぼ長方形で約6,000m2あり、南にシラカンバの小さな林が隣接している。林の北には約150m離れて民家が数件並んでいる。東側は牧草地を隔てて約40mで国道である。
2003年10月26日に行った調査では、ケヤマハンノキ7本に12巣を確認した。低木としてはエゾニワトコが見られた。林床は背丈くらいのササで一面覆われているが、他にはオオイタドリなども見られた。営巣面積約150m2であった。
地元の人によると、このコロニーでは2000年に初めて営巣を確認したということである。